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『テイルズ オブ ファンダムVol.2』 (Tales of Fandom Vol.2) は、2007年6月28日にバンダイナムコゲームスから発売されたPlayStation 2用ソフト。ジャンル名は「ボイスアドベンチャー+α」。 『テイルズ オブ』シリーズのファンディスク『テイルズ オブ ファンダム Vol.1』の流れを汲んでおり、藤島康介デザインの『テイルズ オブ ファンタジア』、『テイルズ オブ シンフォニア』、『テイルズ オブ ジ アビス』のキャラクターが共演する。パッケージイラストには“ティアバージョン”と“ルークバージョン”の2種類があり、ティアバージョンではティア、クレス、ロイドの3人、ルークバージョンにはルーク、ミント、コレットの3人が描かれている(ゲーム内容は同じ)。 == 内容 == === アドベンチャーパート === フルボイス。前作の「カオベンチャー」からさらに強化され「ボイスアドベンチャー」になり、常に上半身のキャラクターイラストが表示されるようになった。今作では前作にもあった会話分岐点の他にタイミングゲージという新要素が登場する。タイミングゲージには心ゲージ、技ゲージ、体ゲージの3つがある。また、条件を満たすと本編同様「称号」が貰え(ミニゲームでも条件を満たせば貰える)、中には立ち絵の衣装が変わるものもある。 収録されているシナリオは以下の4つ。ファンタジア編・アビス(ティア)編を田中豪、シンフォニア・アビス(ジェイド)編を実弥島巧が担当している。 前提として、全員が最終決戦直前に何らかの力により、この『ファンダム』の舞台である世界に飛ばされた、ということになっている。話の構成は現在・メインの人物の過去話・現在となっている。 ; ファンタジア(アーチェ)編〜たいせつな場所〜 : アーチェが主人公の話。モンスターとの戦闘中に自身の力不足を思い知るチェスター。その戦闘の際に魔術でチェスターを助けたアーチェはそれを鼻にかけ、チェスターを「戦力外」呼ばわりするが、次の日アーチェは、なぜか魔術が使えなくなってしまう。それがバレることを恐れたアーチェは「新しい魔術の研究」と嘘をついて仲間たちを師匠に魔術以外の技を覚えようと奮闘する。 ; シンフォニア(クラトス)編〜もうひとつの交響曲〜 : クラトスが主人公の話。パーティを離れ単独行動をしていたクラトスはかつての仲間・ミトスがロイド達と行動を共にしている姿を目撃する。その姿を追いながら、4000年前のミトスとの旅や、仲間達と過ごした過去を振り返るクラトスは、迷いの中ひとつの決断を下す。 ; アビス(ティア)編 遺言-メシュティアリカ- : ティアが主人公。『アビス』本編が始まる前までの過去の話。ティア5歳、ヴァン16歳のときに交わした「自分の第七音素を兄を助けるために使う」という約束を果たすべく、「神託の盾(オラクル)騎士団」入隊を決意したティア。だが、段々ヴァンに狂気が見え隠れするようになるのに気づいた彼女は、彼の考えを知りたいと思い始める。そして14歳になり、祖父を説得して士官学校へ入学するが、彼女の下に派遣されたのはダアト行きの迎えではなく、ヴァンに近しい人物(リグレット)だった。 : この話では、『アビス』本編で名前だけ登場した第六師団師団長のカンタビレが初めて姿を見せる。また、この話のみモノローグで語られている。 ; アビス(ジェイド)編〜マルクト帝国騒動記〜 : ジェイドが主人公。ガイ、アニスと、ジェイドの幼馴染であるマルクト皇帝ピオニー9世と空飛ぶ譜業博士・ディストの話。外殻大地降下作戦から少し後の物語。導師の使いであるアニスがローレライ教団の極秘情報をマルクトに持ち込む。そこには「皇帝暗殺計画」、更には皇帝「ご落胤」の噂が。それを面白がったピオニーは早速ことの真相を確かめるために自分を隊長とする捜索隊を編成する。 ; 特別編 時の狭間の物語-テイルズ オブ 異聞録- : 上記4つのシナリオを全てクリアすると登場する5つ目のシナリオ。ついに3つの世界の住人がひとつの場所に集結するが、不思議な力により、またバラバラにされてしまう仲間たち。再び出会った場所に辿り着き、そこでこの世界が崩れてしまうことを精霊から告げられ、仲間たちはこの世界を救うべく、精霊に戦いを挑む。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テイルズ オブ ファンダム Vol.2」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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